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防災・安全

船橋市の救急車は1日に約112回出動、その7割近くは「急病」

2026-09-29

船橋市の救急車は1日に約112回出動、その7割近くは「急病」

船橋市の消防局が公表する救急出動件数は、この5年間で大きく増えています。以前の治安・救急の記事では全体の推移を紹介しましたが、ここでは内訳に注目して、何が増えているのかを見てみます。

1日約112件、約13分に1回

令和6年の救急出動件数は41,111件でした。これは1日平均に直すと約112件(令和2年は約90件)で、およそ12.8分に1回のペースで救急車が出動している計算になります。

5年間で25.4%増、増加分の71%は「急病」

年出動件数急病急病の割合
令和2年32,788件21,914件66.8%
令和3年33,578件22,075件65.7%
令和4年39,343件27,055件68.8%
令和5年40,860件27,998件68.5%
令和6年41,111件27,825件67.7%

令和2年から令和6年にかけて、出動件数は8,323件(25.4%)増えました。このうち急病の増加は5,911件で、全体の増加分の71.0%を占めます。急病は常に出動件数の3分の2前後を占めており、救急出動の中心が「急な病気」であることがわかります。とくに令和3年から令和4年にかけての急病の増加(22,075件→27,055件)が大きく、この1年で出動件数全体も約5,800件増えました。

急病以外の内訳

令和2年から令和6年の変化を、主な種別で見てみます。

  • 一般負傷(転倒・転落などのけが):5,251件→6,735件(+28.3%)
  • 交通事故:1,624件→1,804件(+11.1%)
  • 労働災害事故:207件→292件
  • 自損行為:283件→332件

一般負傷は急病と並んで増加率が高く、高齢化の進行との関連も考えられますが、このデータだけで年齢別の内訳まではわかりません。

なぜ増えているのか

この統計は出動件数のみで、増加の原因を直接示すものではありません。一般には、高齢者人口の増加、新型コロナウイルスの影響で控えていた受診の反動、熱中症などが要因として挙げられますが、船橋市の数字がどの程度これらの影響を受けているかは、このデータだけでは特定できません。

この記事の限界について

本記事の数値は船橋市統計書「Q 警察及び消防」(資料:消防局)の救急出動件数によるものです。出動件数は搬送された人数とは異なり、1回の出動で複数人が搬送される場合や、搬送に至らない場合も含まれます。救急車の適正利用や緊急時の対応については、最新の情報を船橋市消防局の案内でご確認ください。近くのAEDの設置場所はAED設置場所の記事で、避難所については避難所・避難場所の記事で紹介しています。

次にできること

この記事で紹介した数字は、実際のダッシュボードでもっと詳しく、最新の状態で確認できます。