人口・世帯
船橋市の子どもの数(年少人口)、将来推計ではどう変わる?
2026-10-01
船橋市の人口のピークはいつ?の記事では、総人口と「生産年齢人口・老年人口」の将来推計を紹介しましたが、もう一つの区分である「年少人口」(0〜14歳、子どもの数の目安)はまだ扱っていませんでした。この記事では、船橋市オープンデータカタログ「将来人口推計(市全体)」から、年少人口の見通しを見てみます。
年少人口は2023年頃がピーク、その後は緩やかに減少
| 年 | 年少人口(0〜14歳) | 総人口に占める割合 |
|---|---|---|
| 2008年 | 81,012人 | 13.6% |
| 2023年 | 82,329人 | 12.6% |
| 2033年 | 77,424人 | 11.7% |
| 2043年 | 76,690人 | 11.6% |
| 2053年 | 75,317人 | 11.6% |
| 2063年 | 71,718人 | 11.4% |
この推計では、年少人口は2023年頃の約82,329人をピークに、その後は緩やかな減少に転じ、2063年には約71,718人になる見通しです。ピーク時からの減少率は12.9%で、総人口のピーク(2033年頃、約66.4万人)からの減少率5.4%(前回の記事参照)と比べると、年少人口の方が大きく減る見通しであることがわかります。また、年少人口の総人口に占める割合も、2008年の13.6%から2063年の11.4%へと、2.2ポイント下がる見通しです。
総人口は増えているのに、子どもの割合は早い時期から下がっていた
注目したいのは、年少人口の「割合」が下がり始めるタイミングです。年少人口の「人数」自体は2023年頃まではむしろ微増していましたが、総人口に占める「割合」で見ると、2008年の13.6%から2023年には早くも12.6%まで下がっています。これは、年少人口そのものが大きく減ったからではなく、総人口の増加・高齢化のペースの方が速かったために、相対的な割合が下がったことを意味します。まちが人口増加を続けている間にも、子どもの割合という面では、少子高齢化の影響がすでに表れていたことになります。
この推計を見るときの注意点
前回の記事でも触れたとおり、この推計は平成30年(2018年)4月時点の住民基本台帳を基準にしたもので、作成元の船橋市自身も「2023年以降の値は参考値」としています。コロナ禍の影響や、その後の住宅開発・子育て支援策の動向などは反映されていません。実際の子どもの数の実績は、学校の生徒数の記事や保育園ダッシュボードの実績データとあわせて確認することをおすすめします。
出典
- 船橋市オープンデータカタログ「将来人口推計(市全体)」(作成:政策企画課):BODIK
- 総人口に占める割合は、上記データをもとに筆者が計算したものです。