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人口・世帯

船橋市の人口は23年で18%増えたのに、65歳未満の人口はほぼ増えていない

2026-10-01

船橋市の人口は23年で18%増えたのに、65歳未満の人口はほぼ増えていない

船橋市の人口はこの23年間、着実に増え続けてきました(人口のピークはいつ?の記事参照)。一方、出生率と高齢化率の記事では、高齢化率が23年で2倍になったことを紹介しました。この2つの事実を重ね合わせると、「増えた人口の中身」について、もう一段踏み込んだ見方ができます。高齢者向け住宅ダッシュボードのデータから、65歳未満人口の変化を計算してみました。

総人口+18.5%の内訳:65歳以上は2.3倍、65歳未満はほぼ横ばい

平成12年度から令和4年度までの23年間で、それぞれの人口は次のように変化しました。

  • 総人口:544,910人 → 645,972人(+18.5%)
  • 65歳以上人口:66,801人 → 155,345人(+132.5%、2.3倍)
  • 65歳未満人口:478,109人 → 490,627人(+2.6%)

総人口の増加数は101,062人でしたが、そのうち88,544人(約88%)が65歳以上人口の増加分です。65歳未満人口の増加はわずか12,518人(約12%)にとどまります。船橋市の人口増加は、実績としては「高齢層の増加が大部分を占める増加」だったことになります。

前半(平成12〜22年度)と後半(平成22〜令和4年度)で傾向は同じ

23年間を前半・後半に分けても、同じ構図が見られます。

期間総人口65歳以上人口65歳未満人口
平成12→22年度(10年)+9.8%+74.6%+0.7%
平成22→令和4年度(12年)+8.0%+33.2%+1.9%

65歳以上人口の増加率は前半(+74.6%)より後半(+33.2%)の方が小さくなっていますが、絶対数としては2倍以上に増え続けています。一方、65歳未満人口はどちらの期間も1%前後の変化にとどまっており、ほぼ一貫して横ばいの状態が続いていることがわかります。

65歳未満人口の推移そのものは、山と谷がある

65歳未満人口は「増えていない」だけでなく、実は23年間で一度減少する場面もありました。平成12年度の478,109人から平成17年度には473,835人まで一時的に減り、その後に緩やかな増加に転じて、令和4年度に490,627人となっています。23年間のトータルでは増加していますが、一本調子の増加ではなかったことになります。

この記事の限界について

このデータは65歳以上人口と総人口から65歳未満人口を算出した値で、市区町村間の転入・転出、出生・死亡といった人口変動の要因(コーホート別の内訳)までは含んでいません。65歳未満人口が増えなかった理由(出生率の低さ、若年層の転出入など)についての分析は、このデータだけでは行えません。年齢構成のより詳しい将来見通しは年少人口の将来推計の記事もあわせてご覧ください。

出典

  • 船橋市オープンデータカタログ「65歳以上人口推移」(作成:高齢者福祉課):BODIK
  • 65歳未満人口は、上記データの総人口と65歳以上人口の差から筆者が算出したものです。

次にできること

この記事で紹介した数字は、実際のダッシュボードでもっと詳しく、最新の状態で確認できます。