地域・コミュニティ
船橋市の男女共同参画センター、利用者数は5年で4.5倍に
2026-09-29
女性参画ダッシュボードでは、市議会・審議会等における女性の参画状況を中心に紹介してきましたが、船橋市統計書には、男女共同参画センター(女性センター)の利用状況のデータも含まれています。この記事では、これまで取り上げていなかったセンターの利用者数と相談内容の内訳を見てみます。
利用者数は5年で4.5倍
| 年度 | 利用団体数 | 利用者数 | 相談件数 |
|---|---|---|---|
| 令和2年度 | 21団体 | 987人 | 478件 |
| 令和3年度 | 14団体 | 1,856人 | 473件 |
| 令和4年度 | 46団体 | 3,554人 | 493件 |
| 令和5年度 | 39団体 | 4,472人 | 604件 |
| 令和6年度 | 46団体 | 4,471人 | 628件 |
令和2年度の987人から令和6年度の4,471人へ、利用者数は353.0%増え、4.5倍になりました。利用団体数も21団体から46団体へと119.0%増えています。ただし、令和2・3年度は新型コロナウイルスの影響で、講座やグループ活動そのものが制限されていた時期にあたるため、この増加は「制限が緩んだことによる回復」の側面を強く含んでいる可能性があります。令和4年度以降は3,554人→4,472人→4,471人と、高い水準で横ばいになっています。
相談件数は5年で31.4%増、内容は「女性の生き方」が最多
相談件数は478件から628件へと31.4%増えました。相談内容の内訳(総数に対する割合)を見ると、令和6年度は「女性の生き方」相談が352件(56.1%)で最も多く、「女性のための法律」相談が132件(21.0%)、「男性の生き方」相談が144件(22.9%)でした。5年間の変化では、「女性のための法律」相談が87件から132件へと51.7%増え、「女性の生き方」相談も226件から352件へと55.8%増えています。一方、「男性の生き方」相談は165件から144件へと12.7%減り、相談件数に占める割合も34.5%から22.9%に下がりました。
利用者1人あたりの相談件数は減少
利用者数の伸び(4.5倍)に対して、相談件数の伸び(1.3倍)は小さいため、利用者数に対する相談件数の割合は、令和2年度の48.4%から令和6年度の14.0%へと下がっています。これは、利用者の中心が講座やグループ活動(利用団体・利用者数として数えられる)に移り、個別の相談を目的とした利用の割合が相対的に小さくなったことを示していると考えられますが、講座の内容や参加者の属性まではこのデータからは分かりません。
この記事の限界について
本記事の数値は船橋市統計書「O 市民生活」O-8 男女共同参画センター利用状況(資料:市民協働課)によるものです。相談件数の内訳は主な3項目のみが公表されており、その他の相談内容は含まれていません。利用団体数・利用者数の増加の要因(新型コロナウイルスの影響からの回復、講座内容の変化など)は、このデータだけでは特定できません。市議会・審議会等における女性参画の状況は女性参画ダッシュボード、以前の記事でご確認いただけます。
出典