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人口・世帯

船橋市は「選ばれるまち」なのか?人口増加数を近隣市と比べてみる

2026-07-26

船橋市は「選ばれるまち」なのか?人口増加数を近隣市と比べてみる

「船橋市に住んでみたいけど、実際どうなんだろう」——そう考えている方に向けて、今回は少し視点を変えて、船橋市の人口の"増え方"を近隣の都市と比べてみます。使うのは、千葉県が公表している「令和2年国勢調査-人口等基本集計結果の概要(千葉県版)」という、5年に1度の国の調査に基づく公式データです。

4回連続で県内トップクラスの人口増加数

国勢調査は5年ごとに行われますが、船橋市の人口増加数(実数)の県内順位を平成17年(2005年)から令和2年(2020年)まで追うと、3位→1位→1位→2位という結果でした。特に平成22年・27年の2回は千葉県内で最も人口が増えた市であり、令和2年も流山市に次ぐ2位でした。千葉県には54の市町村がありますが、その中で4回連続してトップクラスに入り続けているというのは、決して当たり前のことではありません。

「増加率」で見ると、実は目立たない

一方で、人口に対する「増加率」で見ると、船橋市は上位には入りません。令和2年の増加率トップ5は流山市(14.6%)、印西市(10.7%)、習志野市(4.9%)、四街道市(4.9%)、袖ケ浦市(4.8%)で、船橋市(3.2%)はここには入りませんでした。これは、船橋市がもともと64万人という大きな人口規模を持っているためです。同じ「1万人増える」でも、人口5万人のまちなら20%の増加率になりますが、人口64万人の船橋市では1.6%程度にしかなりません。つまり船橋市は、「小さく急成長しているまち」ではなく、「大きいのに、増え続けているまち」という、規模と勢いを両立させた珍しいポジションにいると言えそうです。

人口は多いのに、密度はそこまで高くない

船橋市の人口密度(令和2年、1km²あたり7,508.8人)は、千葉県内では5位です。1〜4位は浦安市・市川市・習志野市・松戸市で、いずれも船橋市より人口規模は小さいものの、人口密度は船橋市より高くなっています。人口では県内2位という大きなまちでありながら、より小規模な近隣市よりゆとりのある密度で暮らせている、という見方もできます。

近隣市とのざっくり比較

令和2年時点の人口・人口増加数・人口密度を、近隣のいくつかの市と並べてみます(千葉県公式資料より)。

  • 船橋市:人口642,907人/増加数+20,017人/人口密度7,508.8人/km²
  • 松戸市:人口498,232人/増加数+14,752人/人口密度8,117.2人/km²
  • 市川市:人口496,676人/増加数+14,944人/人口密度8,645.4人/km²
  • 柏市:人口426,468人/増加数+12,514人/人口密度3,716.8人/km²
  • 習志野市:人口176,197人/増加数+8,288人/人口密度8,402.3人/km²

柏市は人口密度が大きく低い(緑地や住宅地が広がるエリアが多い)など、それぞれの都市に個性があることも分かります。

この記事の限界について

人口が増えている・減っているというのは、住みやすさを構成する一つの側面にすぎません。子育て環境、治安、家賃、通勤利便性など、住まい選びで重視するポイントは人それぞれです。本サイトの鉄道駅別乗車人員ダッシュボード保育園ダッシュボード財政ダッシュボードなども参考に、多角的に船橋市を知っていただければと思います。

なお、本記事のデータは令和2年(2020年)国勢調査時点のものです。令和7年(2025年)国勢調査の結果が公表され次第、最新の状況に更新する予定です。

次にできること

この記事で紹介した数字は、実際のダッシュボードでもっと詳しく、最新の状態で確認できます。